唐家セン元國務(wù)委員(中日友好協(xié)會會長)は29日に開催された國際シンポジウム「中國社會科學(xué)フォーラム2012--中日國交正常化40周年記念」で、釣魚島(日本名?尖閣諸島)問題における中國の立場を改めて表明したうえで、日本政府が頑なに回避の姿勢を取るなら、自らを「袋小路」に追い込むことになると述べた。國際金融報(bào)が伝えた。
日本と中國、ロシア、韓國との関係悪化に伴い、米國はついに「アジア太平洋回帰」のより良いタイミングを手に入れた。
■米國の姿勢は変化したのか?
--米國が釣魚島を『尖閣諸島』と呼んだことには別の示唆的な意味が
唐氏は「今年に入り、中日関係における新しい問題、古い問題が相次いでヒートアップした。特に釣魚島問題における日本側(cè)の相次ぐマイナスの動きは、中國民衆(zhòng)の強(qiáng)い憤りを招き、両國関係にとって深刻な妨害となった」と指摘。「日本國內(nèi)の一部勢力は中日関係の順調(diào)な発展を望まず、釣魚島問題を利用して民意の対立を引き起こし、個(gè)人の政治的利益の獲得を企んでいる。彼らの企てが思い通りになれば、釣魚島問題は深刻な制御不能狀態(tài)に陥り、以後災(zāi)いが絶えず、安らかな日はいつまでも訪れないだろう」と述べた。
事態(tài)の本質(zhì)を言い當(dāng)てた言葉だ。釣魚島事件はますます激化し、日本の煽動と誇張は「大きな功績を立てた」。米國務(wù)省のヌーランド報(bào)道官は28日の定例會見で釣魚島問題に言及した際、「尖閣諸島」という言葉を使った。日本メディアは直ちにこれに飛びつき、公然と誇張して報(bào)道した。さらには「米政府は日本側(cè)の呼稱である尖閣諸島をすでに正式名稱とした」「米側(cè)はすでに釣魚島とその附屬島嶼を『日本の領(lǐng)土』と認(rèn)定したのかもしれない」との憶測すら流した。
中國価値指數(shù)の崔新生首席研究員は「言葉の使い方は國民的な理解の問題に過ぎない。各國民は各々の観點(diǎn)から呼稱を理解する。しかも言葉の使い方は國際的な通稱の有無に鍵がある。もし國際的に釣魚島に対する統(tǒng)一的な解釈があるのなら、米國が釣魚島を『尖閣諸島』と勝手に呼んだことには別の示唆的な意味があることになる」と指摘する。