日本の英字誌『ザ?ディプロマット』のウェブサイトは4日、中國海軍の新型駆逐艦が、地域の海軍のパワーバランスを変えると伝えた。
最新の報道によると、上海江南造船所が建造した6隻目の052型ミサイル駆逐艦は試験航行を?qū)g施しており、かつ同造船所は同駆逐艦を毎年平均で2隻建造しているという。近くの造船臺で建造中の新型艦は、052C型ミサイル駆逐艦の次世代艦の、052D型ミサイル駆逐艦のようだ。中國の軍事関係者は、「同新型艦のうち1隻が先週進水した。これは歴史的な出來事である」と語った。
中國海軍は、最も重要な駆逐艦を手にした可能性がある。『タイペイ?タイムズ』の報道によると、同新型艦は052C型の改良版で、中國海軍の愛好家からは「中華神盾」と稱されており、米國の最新技術(shù)を搭載した駆逐艦と肩を並べたという。同新型艦はステルス性能を持ち、排水量は約6000トンに達する。同新型艦は64の垂直発射ユニットを搭載しており、対空?対艦?対地ミサイルを迅速に発射できる。
図面を見る限り、駆逐艦052D型の構(gòu)造は、米海軍のアーレイ?バーク級ミサイル駆逐艦、タイコンデロガ級ミサイル巡洋艦よりシンプルなものとなっている。同新型艦の排水量は、上述した2隻を下回る。つまり搭載可能な燃料が少なく、航続距離が短いことを意味する。一方で同新型艦の體積は、地域の任務(wù)を執(zhí)行する艦艇の體積を上回っているため、「近海」やインド洋に派遣される可能性がある。同新型艦の火力も、上述した2隻を下回る。しかし同新型艦はアジア付近の海域における紛爭で、圧倒的な力を発揮することができる。多くの場合において、同新型艦は海岸付近の地上からの支援を受けつつ、作戦を展開できる。