胡錦濤國家主席は15日、カンボジアのシアヌーク前國王の逝去を受け、同國のシハモニ國王、モニニヤット王太后に弔電を送った。弔電の內容の一部は以下の通り。
中國人民の偉大な友人、カンボジア人民の卓越した指導者、シアヌーク前國王陛下が不幸にも病で逝去されたことを驚きと共に知り、私たちは深い悲痛にくれています。私は中國の政府と人民を代表して、また個人として、國王陛下と王太后陛下に、また両陛下を通じてカンボジアの政府と人民に最も沈痛な哀悼の意と最も深い慰問の意を表します。
シアヌーク前國王陛下はカンボジア獨立の父であり、カンボジアの民族獨立と平和的進歩の事業に生涯力を捧げられ、カンボジアの民族和解と國家発展に不朽の歴史的功績を築かれ、カンボジア人民の心に崇高な威光と人望を得られていました。シアヌーク前國王陛下が不幸にも逝去されたことは、カンボジア人民にとって重大な損失です。
シアヌーク前國王陛下は中國人民の偉大な友人であり、中國とカンボジアの友好に長年盡力され、中國の各代の指導者と深い友誼を結ばれました。シアヌーク前國王陛下自らが気にかけられ、推し進められる中、雙方の共同努力を通じて、中國とカンボジアの友誼は深く根を張り、生い茂り、累々たる成果を上げ、日増しに深まっています。中國?カンボジア関係の発展へのシアヌーク前國王陛下の傑出した貢獻は、両國友好の歴史に永遠に刻まれるでしょう。
「人民網日本語版」2012年10月16日