中國外務(wù)省の張志軍次官は26日、國內(nèi)外のメディアと記者會見し、釣魚島問題や中日関係について中國側(cè)の立場を説明するとともに、日本側(cè)には幻想を捨てて現(xiàn)実を直視するよう表明した。

張次官は、「釣魚島に元々問題はなく、主権などの爭いも存在しない。1895年日本が釣魚島を不法に盜み取った後、問題が表れ、爭いになった。歴史的にも、法律的にも、釣魚島は中國固有の領(lǐng)土である。日本のいわゆる『國有化』行為について、中國側(cè)は最初から斷固たる反対の姿勢を表明してきた。しかし日本政府は中國側(cè)の警告を顧みず、獨斷専行、中國領(lǐng)土主権の侵犯にまでエスカレートし、國內(nèi)及び海外の十數(shù)億中國人の強い憤りを引き起こした。日本右翼勢力はかつてアジアを大きな災(zāi)難に引き入れたことがある。もしここで止めなければ、日本が危険な道を歩いていく恐れがある。そうすると、歴史の悲劇の再現(xiàn)が不可能ではなくなり、アジアないし世界が災(zāi)難に陥り、結(jié)局日本自身にも害を及ぼすだろう。」と述べた。

張次官はまた、「中日間では、様々なルートと形で釣魚島問題について接觸と協(xié)議をしている。雙方は9月25日に北京で次官級協(xié)商をスタートした。中國は日本の各レベルの協(xié)議の中、釣魚島問題における?yún)椪柿訾阮I(lǐng)土主権を維持する固い意志を表明し、日本側(cè)には情勢を見極め、幻想を捨てて現(xiàn)実を直視するよう求めている。日本が実際の行動で誤りを正してこそ、両國関係は正しい軌道に戻る」と語った。

張次官はさらに、「中國は対話と交渉を通じて爭いを解決することを終始主張している。中國は自ら紛爭を引き起こしはしないが、恐れはしない。日本を含むすべての國と友好往來したいが、我々には原則がある。領(lǐng)土主権に関わる問題で絶対一歩も譲らない」と述べた。

「中國國際放送局　日本語部」より2012年10月28日