「中國のサイバー攻撃」を海外メディアは大げさに報道し、「中國ハッカー脅威論」が猛威を振るっている。
実際はどうなのか?中國國家コンピュータネットワーク緊急技術処理調整センター(CNCERT)の統計をみると、西側メディアの報道とは正反対に中國はサイバー攻撃の被害國であることがわかる。
インターネットの急速な発展にともない、中國のインターネットユーザー數は急増しているが、ユーザーのセキュリティ意識が西側先進國に比べて非常に希薄なため、サイバー攻撃を受ける狀況がかなり深刻だという。
攻撃には次の3つのタイプがある。
(1)トロイの木馬やゾンビコンピュータを通じて中國國內のホストコンピュータを制御。2012年にCNCERTが行った調査によると、7萬3286件の海外のIPアドレスがトロイの木馬やゾンビコンピュータのコントロールサーバーとして中國國內のホストコンピュータ1419萬7000臺近くをコントロールした。うち米國のコントロールサーバーによって制御されたホストコンピュータが1051萬2000臺近くと最も多かった。次に多かったのは韓國とドイツのIPアドレスで、制御されたホストコンピュータはそれぞれ78萬5000臺と77萬8000臺に上った。