外交部(外務省)の定例記者會見で2月28日、華春瑩報道官が質問に答えた。
記者:日本の安倍晉三首相は2月27日に參議院の會議で、中國側の軍艦が日本側の艦艇や航空機に火器管制レーダーを照射した意図は推し量りがたいとして、海上連絡メカニズムを早急に確立して、不測の事態を回避するよう雙方に呼びかけた。また、日本メディアは同日、いわゆる中國の海洋監視船が日本の漁船を追跡したとする寫真を発表し、「ひとたび発砲されれば漁船と船員は海の藻屑と消える」と指摘した。これについて中國側のコメントは。
華報道官:中國國防部(國防省)と國家海洋局はいわゆる「火器管制レーダー」と海洋監視船が日本側船舶に機関銃の「照準を合わせた」との件について、すでに事実を明らかにし、中國側の厳正な立場を表明した。日本側は近頃再三意図的に事実を歪曲し、中國に関する噓偽りの情報を騒ぎ立て、対立を煽り、中國の顔に泥を塗っているが、これは無責任であり、問題の解決にもマイナスだということを指摘しておきたい。われわれは日本側に、事実を尊重し、しっかりと誠意を示し、対話を通じた問題の管理?コントロールと適切な処理のために確かな努力を払うよう要求する。
「人民網日本語版」2013年3月1日