釣魚島の基本的な事実ははっきりしている。まず1895年の甲午戦爭(日本名:日清戦爭)後の日本は當時、中國の清政府の手中から釣魚島を盜みとった。これは日本政府の文書?書類および學者の書籍に記載されていることだ。日本人がこれらの情報を事実通り耳にすることを心から願っている。
次に、世界の反ファシズム戦爭勝利後、カイロ宣言とポツダム宣言に基づき、日本が占領した中國領は中國に返還されることとなった。この歴史的事実もはっきりしている。そのため我々は釣魚島について觸れる際、常に「戦後」の勝利の成果を尊重すると口にしている。
それから、日本政府による昨年の釣魚島購入は、両國の國交正常化の際の合意內容に背いている。この合意內容が存在しなくなったため、中國の自制も基礎を失った。ゆえに中國の海監船による釣魚島海域の巡航は必然的なものである。
今日あなたの報道を通じ、この情報が日本社會にそのまま伝えられることに期待している。人民代表大會代表の立場から言うと、我々は日本社會と各界が中國人の聲に耳を傾け、過去に何が起きたのか、現在何が起きているのかを客観的に見ることを強く願っている。そうすれば両國は、対話の基礎を見出すことができるだろう。
?中國網日本語版(チャイナネット)? 2013年3月4日