中國共産黨の新たな指導(dǎo)者である習(xí)近平國家主席はこのほど、人民解放軍第二砲兵部隊(中國戦略ミサイル部隊)と交流した。これは習(xí)総書記が指導(dǎo)する中國戦略ミサイル部隊の將來的な発展に関する、さまざまな憶測を呼んだ。習(xí)総書記は3月下旬、同部隊で特に優(yōu)秀な貢獻(xiàn)を成し遂げた某旅団を表彰するよう命じた。習(xí)総書記が昨年12月、同部隊の黨代表大會代表と會見した際に発表した講話は、海外メディアによって幅広く報じられた。習(xí)総書記は當(dāng)時、同部隊は「中國の戦略的脅威の核心的な力、中國の大國としての地位の戦略的支柱、國家安全保障の重要な礎(chǔ)だ」と述べた。米シンクタンク?ジェームスタウン基金會の中國軍事情報サイト「China Brief」が3月28日に伝えた。
第二砲兵部隊の靖志遠(yuǎn)?元指令員は寄稿文の中で、「中國の核兵器の発展は限られており、數(shù)による競爭が不可能だ」とした。中國政府は國家安全保障に必要な「最低水準(zhǔn)」の核兵器を維持しようとしている。しかしこれは、中國が核兵器の規(guī)模を大幅に拡大する必要性を意味するものかもしれない。
通常ミサイル能力の現(xiàn)代化という問題について、第二砲兵部隊は精密打撃武器の火力強(qiáng)化、射程距離延長に取り組み続ける見通しだ。米民間シンクタンク「プロジェクト2049研究所」のマーク?ストークス氏は、「中國は今後、射程距離の長い対艦弾道ミサイルを発展させ、少なくとも3000キロ圏內(nèi)の米國空母を脅かすことが可能だ。中國はまた、新型?長距離の対地攻撃ミサイルを発展させる可能性もある」と分析した。
中國は今後10年に渡り、第二砲兵部隊の核ミサイル能力の強(qiáng)化に取り組む可能性がある。核ミサイルは現(xiàn)在も、中國の「核の脅威」の最も重要な要素だ。中國はこの流れに乗り、より高い能力を持つ戦略核ミサイルの発展を目指すだろう。
?中國網(wǎng)日本語版(チャイナネット)? 2013年4月2日