中國共産黨中央政治局常務委員の兪正聲全國政治協商會議主席は12日、人民大會堂チベットホールで、パンチェン?ラマ(パンチェン?エルデニ)11世(ギェンツェン?ノルブ氏)と面會した。
パンチェン?ラマ11世は、兪主席に祝福の気持ちを込めた絹織物?ハタをささげ、ここ數年の學習狀況と生活狀況を報告した。兪主席は、「中國共産黨中央および國務院の関心のもと、パンチェンは自らの努力によって、仏教に造詣を深め、文化的素養を大きく向上させ、チベット仏教の最高位の者としての気風が現れている。その成長を祝賀する」とし、「宗教の盛衰は國家の運命に繋がっている。國家が繁栄し強大であること、そして社會が調和と安定を保つことでのみ、宗教は健全な発展を遂げ、僧侶が修行に専念できる」と語った。
パンチェン?ラマ11世は、「歴代のパンチェン?ラマが國を愛し、教えを愛してきた。その伝統を受け継ぎ、発揚し、責任を銘記し、信徒に盡くしていく。黨と國の期待を裏切らない」と応じた。
「中國國際放送局 日本語部」 2013年4月13日