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李克強総理のインド「初訪問」に中國社會は追いついていくべき

李克強総理のインド「初訪問」に中國社會は追いついていくべき。 こうした理性はナショナリズムが盛行するアジアにおいてかなり貴重なものだ。無人島1つをめぐり中日間で何が起きているかを見れば、12萬5000平方キロメートル以上の係爭が中印の足を引っ張っていないことはまるで「奇跡」だ…

タグ: 李克強 総理 インド 訪問 中國 社會

発信時間: 2013-05-21 11:18:21 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中印間に外界から楔を打ち込まれうる隙が多くあるのは確かだ。まず中印は國民間の好感度が低く、小さな摩擦が極端に拡大しやすい。また、中印は同時に臺頭しており、各々の影響力の高まりは、その一部が相互間の圧力に転化しうる。中印間の「補完性」も十分に顕著ではない。

インド社會は民族的自尊心が強いが、中國社會はインド人のこうした感情とどうしても折り合いをつけようとしない。多くの中國人はインドを理解することへの関心が不足しており、インドについての紹介は功利主義的で、語り手の政治的観點を裏付けるためにインドを単純に「最大の民主國家」または中國に遙かに及ばぬ「不衛生で亂雑な劣った國」と表現することがしばしばだ。中國メディアはインドに対して尊重が足りず、インドの臺頭についての研究も真剣でない。

過去に中國がインドとの関係発展に費やした力は、米國に及ばなかったようだ。だがわれわれは、インドには中國と匹敵する國になる將來性があり、インドの対中姿勢が日本やフィリピンのようになれば、中國の周辺環境は大きく崩れ、安寧が得られなくなることも考えなければならない。

中印はまだ互いに多くの疑念を抱いている。例えば相手國が自國に対する「包囲」を計畫、または參加しているのではないかと互いに疑念を抱いている。だが中印関係が現在、過去數十年間で最も良い時期にあるのも事実だ。これは事実上、雙方が相手國への防備のための心づもりや資源を少なからず省き、各々の近代化により多くの力を注ぐ助けとなっている。中印間の雰囲気の改善に対して、両國政府は主たる責任を擔わなければならない。両國政府は國境問題に対する抑制なき扇動的報道に取って代わるよう、雙方のメディアが共に関心を抱き、注目する「良いこと」をより多く創出する必要がある。中印の戦略的協力パートナーシップの発展には決意だけでなく、両國政府の知恵も必要だ。メディアの無責任さに恨み言を言うだけでは役に立たない。政府はメディアの誘導に大きな成果を上げる必要がある。

「人民網日本語版」2013年5月21日

 

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