黃氏は「中國は現(xiàn)在中米による新型の大國間関係の構(gòu)築を提言している。対等を基礎(chǔ)に利益交換を行ない、相手國の根本的利益を互いに損なわず、積極的に協(xié)力を図ることがその戦略的基礎(chǔ)だ。ヘーゲル長官の演説は新型の大國間関係の構(gòu)築という中國指導(dǎo)者の提言にある程度呼応するものであり、習(xí)主席訪米に向けて良好な雰囲気がつくられた。ヘーゲル長官は演説で米國の『アジア太平洋リバランス戦略』は対立ではなく、協(xié)力を図るものだと繰り返し強調(diào)した。これは米國が圧力を前に『アジア太平洋リバランス戦略』を少し調(diào)整したことを示しており、積極的な意義を持つ」と指摘した。
今回のアジア安全保障會議には戚建國副総參謀長が中國人民解放軍代表団の団長として派遣され、2日の會議「アジア太平洋の安全保障情勢の新たな趨勢」で演説を行なった。黃氏は「多國間の場で自らの聲を発することの重要性を中國は次第に意識しつつある。世界的大國として中國は國際的過程に積極的に參加する必要がある。アジア安全保障會議への代表団の継続的派遣は、中國が対外問題において受動から主導(dǎo)へと転換しつつあることをはっきりと示すものだ」と指摘した。
「人民網(wǎng)日本語版」2013年6月2日