チャック?ヘーゲル米國防長官は1日にシンガポールで開かれたシャングリラ対話會で、「米國はアジア太平洋により多くの陸空の軍事力およびハイテク武器を投入し、同地域の戦略リバランスを徹底する」と発言した。
ヘーゲル長官は、アジア太平洋地域の安全問題の処理に関する米國の考えについて説明し、米國が前回のアジア安全保障會議で宣言した「2020年までに60%の海軍艦艇を太平洋地域に配備する」という計畫を維持し、これを踏まえた上でさらに本土以外の60%の空軍をアジア太平洋に配備すると表明した。ヘーゲル長官は、「これは米國および同盟國の利益を保障するためだ」と述べたが、「米國はアジア太平洋地域の臺頭する大國が、同地域の平和?安全において重大な利益を持つことを認める」と語った。
シャングリラ対話會の別名はアジア安全保障會議。同會議は英國際戦略研究所主催、シンガポール政府支援により2002年より開かれている。初の正式會議がシンガポール?シャングリラホテルで開かれたことが、その名の由來になっている。同會議は現在、アジア太平洋地域の安全対話枠組みの中で最大規模?最高規格の多國間會議の一つだ。
「中國網日本語版(チャイナネット)」 2013年6月3日