冷戦以來、アメリカとロシアは戦闘機(jī)の開発においては常に肩を並べる実力を有し、甲乙つけがたいライバル同士だった。しかし、時(shí)の流れとともに、中國の戦闘機(jī)も徐々に世界水準(zhǔn)へと成長してきている。中國の戦闘機(jī)の近年の研究開発の進(jìn)歩は著しいものの、西洋諸國の戦闘機(jī)にはまだまだ及ばないと指摘する専門家もいる。英紙『フィナンシャル?タイムズ』が6月16日付で伝えた。

2013年1月から、中日両國は戦闘機(jī)をめぐる爭いを繰り広げている。釣魚島（日本名：尖閣諸島）問題において、中國のJ-10（殲10）戦闘機(jī)と日本のF-15戦闘機(jī)はそれぞれの威力を発揮し、お互い一歩も譲らない局面が続いている。

釣魚島において、実際の戦闘が勃発するような場面はないものの、中國と日本の戦闘機(jī)の「力比べ」は大きな注目を集めている。中國空軍の軍事専門家らは「J-10戦闘機(jī)はアメリカのF-16戦闘機(jī)『ファイティング?ファルコン』に匹敵する」との見方を示しているものの、西洋諸國の専門家の多くが、J-10の戦闘力に疑惑の目を向けている。彼らはJ-10の航空電子システムがF(xiàn)-16と互角のレベルかを疑問視しており、強(qiáng)いてはF-15にも敵わないと指摘する専門家もいる。西洋諸國の専門家が言うには、J-10戦闘機(jī)は上昇速度の面でF-15に及ばないだけでなく、搭載されている武器と飛行速度もF-15に劣る。

J-10戦闘機(jī)は西洋諸國に疑いの目で見られれいるものの、2011年と12年に中國が獨(dú)自で研究開発したステルス戦闘機(jī)の試験飛行の成功は多くの人の度肝を抜いた。

米カリフォルニア大學(xué)中國軍事問題専門家の張?zhí)懯悉稀附辍⒅袊蠂拦I(yè)分野ですでに記録的な飛躍を遂げている。空母艦載機(jī)や大型輸送機(jī)、ステルス戦闘機(jī)などの最優(yōu)先武器プロジェクトの研究と開発における進(jìn)歩は目覚しいものである」との見方を示している。

「中國網(wǎng)日本語版（チャイナネット）」　2013年6月20日