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安倍首相の中國包囲 失敗は明らか

安倍首相の中國包囲 失敗は明らか。 このほど安倍晉三首相は日本メディアで、中國が歴史問題について重ねて言及する主な目的は、釣魚島(日本名?尖閣諸島)海域の海洋権益の拡大だと述べた。安倍首相はさらに、中國側(cè)が自らの力により現(xiàn)狀を変えようとしているが…

タグ: 歴史問題,領(lǐng)土問題,釣魚島問題

発信時間: 2013-07-14 09:30:22 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

このほど安倍晉三首相は日本メディアで、中國が歴史問題について重ねて言及する主な目的は、釣魚島(日本名?尖閣諸島)海域の海洋権益の拡大だと述べた。安倍首相はさらに、中國側(cè)が自らの力により現(xiàn)狀を変えようとしているが、日本はこれに対して妥協(xié)せず、中國との間に領(lǐng)土問題を抱える國と共同で中國に対抗すると表明した。

安倍首相の発言は、中日間の歴史?領(lǐng)土という2大核心的問題および日本の対中政策に関するものだ。中國側(cè)からすれば、これは完全に本末転倒の出任せであり、思い上がった態(tài)度である。安倍首相の誤った歴史観、首相再任後の中國に関する言行を振り返れば、上述した発言が安倍首相の思いつきなどではないことが分かる。

安倍首相は1990年代に、自民黨の歴史検討委員會に積極的に出席し、新しい歴史教科書をPRし、日本の侵略の歴史を歪曲し、その中堅的なメンバーとなった。

釣魚島など中日の領(lǐng)土?海洋の権益を巡る問題について、安倍首相は中日が釣魚島問題の棚上げで合意したことを否定する歴代政権の立場を引き継ぎ、中日間に釣魚島問題の係爭が存在することを頑として否定し、中日首脳會談が開けない責(zé)任を、「條件を設(shè)定している」中國に押し付けた。

安倍首相の歴史歪曲と中國イメージダウンの根本的な目的は、日本國憲法の改正により、日本を「正常な國」にし、軍隊と外國に戦爭を仕掛ける権利を手にし、日本のかつての「輝き」を取り戻すことだ。安倍首相から見て、中國はその「夢」を?qū)g現(xiàn)する上で最大の障壁であり、外交問題の最大の外部要因であるようだ。

安倍首相が日本をこのような苦境から脫卻、苦境を「突破」させるため考えだした方法は、中國けん制?中國包囲だ。そこで安倍首相は「民主主義安全保障ダイアモンド」という戦略構(gòu)想を打ち出し、「価値観外交」を進め、「中國脅威論」を誇張し、釣魚島問題で「妥協(xié)しない」姿勢を示した。さらに就任後すぐにいわゆる「戦略的外交」に著手し、これを自ら推進し、「中國包囲」の外交構(gòu)想を?qū)g行に移した。安倍首相は現(xiàn)在、中國との間に領(lǐng)土問題を抱える國と協(xié)力し中國に対抗すると表明しているが、連合軍でも組むつもりだろうか。

安倍首相は焦り、やけっぱちになっている。半年余りが過ぎたが、安倍首相の中國包囲の外交戦略は馬腳を現(xiàn)しており、「自慢」できる外交の進展をどれほど獲得できたかは不明だ。北東アジアにおいて、中米?中韓?中ロの首脳が會談を開き、密接な連攜を維持している。安倍首相が最も重視するオバマ政権は中國との提攜を拡大し、溝を埋めるため戦略的な対話と手配を行なっている。東南アジアにおいて、ASEAN諸國は日本の投資と援助を歓迎しているが、中國との領(lǐng)土主権および中國けん制?包囲に関する問題について、日本側(cè)に立つ國は少ない。中國と南中國海で最も多くの係爭を抱える2國のうち、ベトナムの國家主席が先ほど訪中し、フィリピンは実力的な問題により「日本による中國けん制の最前線の重責(zé)」を擔(dān)えない。南アジアにおいて、中印の指導(dǎo)者は対話と協(xié)議により國境問題を処理することを確認しており、両國関係の健全かつ安定的な発展への影響を避けようとしている。

安倍首相は中國周辺に石を投げ、聲を張り上げることで、少しの波紋や音を出せるかもしれないが、これは心理的な満足感しか得られないことを本人もよく分かっているだろう。「連合軍」の時代はとっくに過ぎ去っており、中國との間に領(lǐng)土問題を抱える國との中國対抗は、奇想天外な発想としか言いようがない。(筆者:華益 國際問題専門家)

「中國網(wǎng)日本語版(チャイナネット)」 2013年7月14日

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