聯(lián)合早報(bào)は北京大學(xué)國(guó)際戦略研究センター副主任の朱鋒氏の発言を引用し、「中國(guó)とASEANの経済協(xié)力は、主に次の三つの點(diǎn)から観察できる。まずは相互協(xié)力をいかに徹底するかで、次に東アジア地域包括的経済連攜(RCEP)枠組みの締結(jié)だ。それから雙方がいかに相互補(bǔ)完し、それぞれの優(yōu)勢(shì)を発揮し大きな場(chǎng)を形成し、中國(guó)とASEANが競(jìng)爭(zhēng)関係ではなく、高い相互補(bǔ)完性を持つことを示すかである」と伝えた。
朱氏は、「RCEPと環(huán)太平洋経済連攜協(xié)定(TPP)は、アジア太平洋地域一體化の流れにおける二つの選択肢だ。中國(guó)の立腳點(diǎn)はRCEPだ。米國(guó)主導(dǎo)のTPPの交渉が進(jìn)められる中、中國(guó)はRCEPを力強(qiáng)く推進(jìn)している。これは中國(guó)の選択肢であり、米國(guó)のアジア太平洋回帰への対抗策とは限らない」と分析した。
香港中國(guó)通信社は「習(xí)主席と李総理の東南アジア訪問 ASEANの戦略的地位を高める」と題する記事の中で、「中國(guó)トップの相次ぐ外遊は、中國(guó)のASEANの戦略的地位に対する重視の度合いを反映しており、中國(guó)新指導(dǎo)部の外交戦略を示している」と指摘した。
同記事は、「中國(guó)共産黨第18回全國(guó)代表大會(huì)(十八大)報(bào)告は、中國(guó)は自國(guó)の発展により周辺諸國(guó)により多くの利益を與えるよう努力すると明記した。現(xiàn)在の世界経済にはプラス要素とマイナス要素があり、貿(mào)易保護(hù)主義の臺(tái)頭の兆しも見える。より重要なのは、新興経済體のエンジンとしての役割が疑問視されており、インドネシアやタイなどの東南アジア諸國(guó)も金融危機(jī)の脅威に直面していることだ。この時(shí)期に中國(guó)の指導(dǎo)者が東南アジアを訪問することは、自信を高め、中國(guó)が隣國(guó)に利益を與えるという立場(chǎng)を貫くことを示している」と伝えた。
同記事は、「中國(guó)とASEAN諸國(guó)の関係が改善を続けると同時(shí)に、新たな課題もこの関係の試練となっている。例えば中國(guó)と一部のASEAN諸國(guó)は、南中國(guó)海問題で対立している。いかに新たな情勢(shì)における対立と協(xié)力に適応するべきか、中國(guó)の指導(dǎo)者の訪問は中國(guó)側(cè)の考慮の重點(diǎn)を示すだろう」と締めくくった。
「中國(guó)網(wǎng)日本語(yǔ)版(チャイナネット)」 2013年10月9日