韓國の樸槿恵大統(tǒng)領は14日、北東アジア地域は対話と協(xié)力の意識を培うため、第二次世界大戦後の歐州のモデルにならい、歴史教科書を共同で編さんするように提案した。また、北東アジア地域の一部の國は領土紛爭によって矛盾が爆発する可能性が高く、軍事的手段で紛爭を解決してはならないと表明した。
この発言は、中國、韓國、日本に歴史遺留問題の共同解決を促すためと見られているが、日本の菅義偉官房長官は同日すぐにこの提案を拒否した。菅義偉官房長官は、「歴史問題に対しては、韓國側に累次にわたり日本の立場と努力を説明している。しっかりと受け止めてほしい」と述べた。
日本の産経新聞は14日、樸槿恵大統(tǒng)領の提案は近ごろの中日、日韓の対立を取り除くための姿勢だと見られていると論評。日韓は政府支援の歴史共同研究を2回行ったことがあるが、研究成果を學校の教科書に記載するか否かで雙方の意見は一致しなかった。また、韓國國內には、日本より、まず朝鮮と歴史問題を統(tǒng)一させるべきとの意見もある。
「中國網日本語版(チャイナネット)」 2013年11月15日