初就任時に靖國神社の「悪霊參拝」に行けなかったことを遺憾としている安倍晉三首相は26日、ついに最後のためらいを振り切り、參拝を決行した。この動きは中韓両國の國民感情を著しく傷つけたばかりか、アジア?世界を驚かせた。安倍首相というアジアの「トラブルメーカー」の正體が暴かれた。
中韓などの國民による靖國神社への怒りを、日本の政界は知らないはずがない。道理的にも道義的にも、靖國神社という問題を起こす「悪霊の地」は存在の必要性がまったくない。何かあるとすぐに「平和」を口にする日本の政治家は正しく身を持し、中韓などの被害國の國民の未だ癒えぬ心の傷を刺激することを控えるべきだ。しかし安倍首相は參拝を選択したばかりか、恥知らずにも「中韓両國の國民感情を傷つける意図は毛頭ない」と語った。國際社會はこの人物の厚顔無恥に呆れ返り、その背後の保守勢力が歴史に対して最低限の敬意すら持たないことに驚愕している。
直言すれば、靖國神社は「妖怪の真の姿を照らす鏡」であり、平和維持のスローガンを掲げながら平和を脅かす日本の政治家は尻尾を現し、被害國の國民の心中にある恥辱の柱に磔にされるだろう。
安倍首相の再任から一年を振り返ると、日本の歴代政府の平和の約束に背き、戦後の國際秩序を脅かし続けた。中韓との関係修復を唱えながら「価値観外交」を進め、周辺諸國を抱き込み中國を包囲しようとした。防衛費などの問題において、安倍首相は中國が軍事費を増加していると批判しながら、日本の防衛予算を2年連続で増加している。釣魚島(日本名?尖閣諸島)問題において、安倍首相は絶えず挑発を繰り返し、島を巡る係爭を煽り続けている。右翼の道を狂奔する安倍首相は、待ちきれないとばかりに仮面を脫ぎ去り、日本を袋小路に追いやろうとし、中日関係の発展の改善に新たな政治的障害物を設けている。