中國の習(xí)近平國家主席の彭麗媛夫人の招待で、米國のファーストレディー、ミシェル?オバマ夫人が娘2人、母と共に20～26日の日程で中國を訪問する。北京だけでなく、西安と成都も訪問する予定だ。ホワイトハウスはミシェル夫人が彭夫人との面會(huì)を心待ちにしており、共に學(xué)校を訪問し、故宮を見學(xué)し、私的な夕食を共にし、公演を観ることを明らかにした。（文：阮宗沢?本紙?zhí)丶s論説員、中國國際問題研究所副所長。人民日報(bào)海外版コラム「望海樓」掲載）

彭夫人は中國の國家主席夫人として初めて、他國の元首夫人を中國に招待した。これが中國外交史上先駆的試みであることは間違いない。これは中國の國際社會(huì)への融合と開放がさらに深まったことの反映であるのみならず、強(qiáng)く明確な自信を全世界に伝えるものだ。

ファーストレディーの単獨(dú)訪中は、中米國交樹立後の35年間でミシェル夫人が初であり、オバマ大統(tǒng)領(lǐng)が中米関係を重視していることの表れだ。昨年両國元首がカリフォルニア州で「ノーネクタイ」の會(huì)談を行ったことは先駆的試みだった。今回のミシェル夫人と家族が訪中し「ファーストレディー外交」を行うことは、中米両國のファーストファミリーによる友好交流の革新であり、両國元首交流を力強(qiáng)く補(bǔ)完するものでもある。

現(xiàn)在中米関係は全體的に良好な基調(diào)を維持し、交流は日増しに多元化し、形式は柔軟かつ実務(wù)的になっている。習(xí)主席とオバマ大統(tǒng)領(lǐng)はすでに良好な仕事上の関係を築いており、來週オランダで開催される核安全保障サミットで會(huì)談する。中國が今年の秋に主催するアジア太平洋経済協(xié)力會(huì)議（APEC）サミットにもオバマ大統(tǒng)領(lǐng)は出席する。今年後半のG20サミットでも中米両國の指導(dǎo)者が顔を合わせる機(jī)會(huì)がある。指導(dǎo)者間で頻繁な交流と意思疎通を継続することは、協(xié)力?ウィンウィンの新型の大國間関係の共同構(gòu)築に大いに資する。