中國東部沿海地方の北から南には長い海岸線が引かれている。ここには島嶼が多く、中國は多くの隣國と複雑な海洋係爭を抱えている。ゆえにポモルニク型エアクッション揚陸艦は、中國に導入されてから注目を集めてきた。米國防長官が先ほど訪中した際に、中米の南中國海問題、臺灣軍への武器輸出問題を巡る対立が深まった。この二つの方向に配備される可能性が最も高いポモルニク型が、再び人々の視線を集めた。
このほど有名軍事情報サイトに発表された寫真によると、少なくとも2隻のポモルニク型がすでに準備を整えており、近日中に中國海軍に配備される見通しとなった。1隻目の輸入版ポモルニク型が登場し、國內で初めて組み立てられたポモルニク型がほぼ竣工し、2隻目の輸入版ポモルニク型を迎えようとする中、「ポモルニク艦隊」の全貌が見え始めている。4隻のポモルニク型がすべて就役すれば、海軍陸戦隊の重點方向の上陸作戦能力を大幅に強化し、島嶼を守る兵士に物資補給、人員の交替、共同防御演習などの積極的な支援を提供できる。カナダ軍事専門誌『漢和ディフェンスレビュー』は先ほど、「中國がこのエアクッション揚陸艦を配備すれば、南中國海の係爭國および臺灣地區の防御計畫が複雑化し、中日の釣魚島(日本名?尖閣諸島)の係爭に対しても大きな影響を及ぼす」と報じた。