フィリピンは南中國(guó)海仲裁案にどれほどの資金を費(fèi)やしたのだろうか？まさか外國(guó)人から資金援助を受けていたのだろうか？フィリピンのコラムニスト、フランシスコ?タタド氏は18日、フィリピン主流メディア『マニラ?タイムズ』の寄稿文で、このように疑問視した。タタド氏は、アキノ政権は國(guó)民に真相を明らかにすべきだとしている。

タタド氏は署名記事「南中國(guó)海問題の苦境を乗り越える」と題した記事の中で、次のように指摘した。

フィリピン憲法には、政府の財(cái)政支出には一定の法的根拠が必要とされている。フィリピンは南中國(guó)海仲裁案の弁護(hù)士を招聘し、3000萬ドルを費(fèi)やした。しかし現(xiàn)在まで、フィリピンの南中國(guó)海仲裁案の支出狀況が公開されていない。

仲裁手続きの真相について、アキノ政権は正直に國(guó)民に説明していない。例えば常設(shè)仲裁裁判所は臨時(shí)仲裁裁判所にサービスを提供するだけで、真の意義での法廷ではなく、國(guó)連のいかなる部門にも屬しない。國(guó)連國(guó)際司法裁判所の所在地であるハーグ?平和宮に入居しているだけであり、國(guó)際司法裁判所と何の関係もない。

フィリピン人はもう一つの非常に重要な點(diǎn)について、十分に意識(shí)していない。これは中國(guó)が當(dāng)初より仲裁の參與を拒否しており、仲裁の全過程において一方（フィリピン）しか參與していなかったことだ。これは公正とは言えない。

タタド氏は、「その過程が不法的なものだと最初から認(rèn)定してきた中國(guó)に仲裁の結(jié)果を受け入れさせることは、もともと公正で妥當(dāng)なことではない。米日やヨーロッパの一部の國(guó)が、『國(guó)際的な陰謀』と見られる仲裁を受け入れるように中國(guó)に要求することを、中國(guó)が受け入れるはずない」と語った。

タタド氏は、南中國(guó)海問題に関わる各関係國(guó)や國(guó)際社會(huì)がともに努力し、ズレを是正し、望ましい外交環(huán)境を構(gòu)築すれば、フィリピンと中國(guó)の二カ國(guó)交渉は仲裁が及ばない成果をあげるに違いないと考えている。

タタド氏はフィリピンの有名記者、政治家であり、閣僚や上院議員を務(wù)めている。

?中國(guó)網(wǎng)日本語版(チャイナネット)?　2016年7月19日