第12期全國人民代表大會第5回會議は3月8日午後3時、人民大會堂で第2回全體會議を開き、全國人民代表大會常務委員會の張徳江委員長による全國人民代表大會常務委員會活動報告、李建國副委員長による中華人民共和國民法総則草案に関する説明、王晨副委員長兼秘書長による第13期全國人民代表大會の代表の定員と選挙問題の決定の草案に関する説明、香港特別行政區の第13期全國人民代表大會代表選挙の弁法草案に関する説明、マカオ特別行政區の第13期全國人民代表大會代表選挙の弁法草案に関する説明を聴取した。
張徳江氏は、香港基本法第104條についてこの1年に渡り法に基づき説明を行い、「香港獨立」の動きに斷固反対してきたと表明した。香港特別行政區は中華人民共和國から切り離せない部分だ。「香港獨立」の本質は國家分裂で、「一國二制度」の方針、憲法および香港基本法に著しく違反する。全人代常務委員會は憲法および香港基本法から付與される権力を行使し、香港基本法第104條に関する説明を行い、同條が規定する「中華人民共和國香港特別行政區基本法を擁護し、中華人民共和國香港特別行政區に忠誠を盡くす」は、同條が規定する宣誓に含まれなければならない法定內容であり、參政する、もしくは同條の列挙する公職につくための法定要求?條件でもあることを明確にした。就任宣誓は必ず遵守すべき法定手続き?內容であることを明確にした。宣誓の規定に違反すれば就任資格を失うという法的結果と、虛偽の宣誓を行う、もしくは宣誓に違反した場合の法的責任を明確にした。全人代常務委員會は自ら法律を説明し、中央政府の「一國二制度」方針を貫徹する毅然たる決意と、「香港獨立」に反対する毅然たる立場を十分に表明した。また香港同胞を含む13億人の中國人の、國家主権、安全、発展の利益を守る毅然たる意志を十分に示した。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2017年3月9日