北京週報誌記者　白石

3月4日午後、記者の質(zhì)問に答える全人代代表、軍事科學(xué)院研究員の陳舟少將

３月４日午後、國務(wù)院新聞（報道）弁公室のアレンジで、全國人民代表大會代表で軍事科學(xué)院軍事戦略研究部研究員の陳舟少將が中國の國防?軍建設(shè)に関する狀況を説明し、國內(nèi)外メディアが関心を寄せる重要問題について記者の質(zhì)問に答えた。

軍改革の重點(diǎn)は何か？

「今回の國防軍改革は全體的で革命的な変革だ」。陳舟氏はこう指摘し、「我々はすでに軍指導(dǎo)指揮體制の改革を先行して展開しており、飛躍的な進(jìn)展があった」と述べた。

軍改革の重點(diǎn)と方向について陳氏は、「さしあたって、中國の國防?軍建設(shè)の改革重點(diǎn)は軍の規(guī)模構(gòu)造と軍事力編成改革の推進(jìn)だ。そのうち重要なのは規(guī)模圧縮と構(gòu)造調(diào)整であり、特に軍種比率の調(diào)整を行わなければならない。同時に軍政策制度の改革も進(jìn)めており、さらに軍民融合面の改革も推進(jìn)していく」と述べた。

陳氏は、「これは人民解放軍の軍事力體系全體に対する再編であり、改革全體に対する力の入れ方、規(guī)模ともに非常に大きい」と強(qiáng)調(diào)。「軍政策制度改革における重要な取り組みは、文官人員制度、軍階級主導(dǎo)の軍官等級制度、軍官職業(yè)化制度を確立することだ」とした。

現(xiàn)在、解放軍の軍官等級制度には軍階級と職務(wù)の２つの體系が併存している。これについて陳氏は、今後は軍階級を主とした等級制度へとシフトしていく方針を示した。

中國の航空母艦建造の進(jìn)展?fàn)顩rは？

「中國海軍の２隻目の航空母艦『山東』はいつ進(jìn)水し就役するか」との質(zhì)問に対し、陳氏は次のように明かした。「航空母艦は中國が海軍を拡大する上での象徴的プロジェクトだ。航空母艦『遼寧』は試験、訓(xùn)練ともに優(yōu)れた成果を殘した。質(zhì)問の『山東』進(jìn)水についてだが、まだ命名されていない。名前は今後海軍の水上艦艇命名條例に基づいて命名される。それが２隻目の航空母艦になる」。

「２隻目の航空母艦の建造は順調(diào)に進(jìn)んでいる。すでに船體の組立が終わり、現(xiàn)在設(shè)備の取り付けを行っている。非常に順調(diào)だと言っていい。適切な時機(jī)を見て命名されるだろう」と陳氏は語った。