中國と米國の経済貿(mào)易代表団は接觸を再開しているのだろうか、G20までに協(xié)議が行われることはあるか、協(xié)議再開はこれまでの前提を貫くのだろうか。20日に開かれた商務(wù)部の定例記者會見にて、高峰報道官は中米経済貿(mào)易協(xié)議に関するホットな問題について回答した。
記者からは「習(xí)近平國家主席は18日、要請に応じトランプ米大統(tǒng)領(lǐng)と電話會議を行い、経済貿(mào)易問題の意思疎通を維持することで合意した。両國の経済貿(mào)易代表団は接觸を再開したか。また報道によると、ライトハイザー米通商代表部(USTR)代表は36時間內(nèi)に中國側(cè)と電話會議を行うと表明したが、これについては報道官から確認(rèn)を取れるか。雙方には近日中に経済貿(mào)易協(xié)議を開催する計畫があるか」との質(zhì)問があった。高氏は次のように回答した。
習(xí)近平國家主席は18日、要請に応じトランプ米大統(tǒng)領(lǐng)と電話會議を行った。トランプ大統(tǒng)領(lǐng)は、米國側(cè)は米中経済貿(mào)易協(xié)力を重視しており、雙方の代表団が意思疎通を行い、現(xiàn)在の食い違いを解消する方法を一日も早く見いだすことを願うと表明した。習(xí)近平主席は両國の経済貿(mào)易代表団が、食い違いの解消について意思疎通を維持することに同意した。雙方の経済貿(mào)易代表団の責(zé)任者は今後、両國の國家元首の重要指示に従い意思疎通を行う。
高氏は、「中米代表団がG20前に會談を行うか、関連計畫を発表できるか」という質(zhì)問に対して、「両國元首の電話會談で、トランプ大統(tǒng)領(lǐng)は習(xí)近平主席とG20大阪サミットの會期中に再び會談を行い、二國間関係と共に関心を寄せる問題について深く意思疎通することに期待すると表明した。習(xí)主席も、トランプ大統(tǒng)領(lǐng)と大阪サミットの會期中に會談し、中米関係の発展に関わる根本的な問題について意見交換したいと表明した。雙方の経済貿(mào)易代表団は両國元首の重要な指示を真剣に実行し、大阪サミットの會期中の両國元首による會談に向け準(zhǔn)備を整える」と回答した。
記者からは「雙方の協(xié)議再開の問題について、中國側(cè)の條件は劉鶴副総理が掲げた、すべての追加関稅の撤廃、調(diào)達(dá)問題における販売と購入の強制の禁止、テキストの合理的なバランスという3點になるか」との質(zhì)問があった。高氏は次のように回答した。
中國側(cè)の中米経済貿(mào)易協(xié)議に対する基本的な原則?立場?態(tài)度は一貫しており明確だ。中國側(cè)の重大な懸念は適切に解消されなければならない。雙方の経済貿(mào)易代表団の責(zé)任者は今後、両國元首の重要な指示に基づき意思疎通を行う。その詳細(xì)な內(nèi)容については情報があり次第、商務(wù)部から適時発表する。
記者からは「米國は最近、3000億ドル分の中國製品の関稅を引き上げることについて公聴會を開き、現(xiàn)在まで1500以上の反対意見を集めている。多くの企業(yè)が、中國で衣料品、家電、その他の消費財を生産する他にほとんど選択肢がなく、関稅を引き上げれば米國の企業(yè)?消費者?一般世帯に大きな衝撃が及ぶと表明した。米國の製造メーカーも、中國からの部品輸入に依存していると表明した。商務(wù)部はこれについてどのようにコメントするか」との質(zhì)問があった。高氏は次のように回答した。
米國の輸入業(yè)者、小売業(yè)者、製造メーカーなどが最近、中國製品の関稅引き上げに反対する意見を出した。また関稅引き上げが米國企業(yè)及び一般世帯に及ぼす不可避の影響への懸念を示した。貿(mào)易戦爭に勝者はない。米國側(cè)があくまでも中國に対して一方的な貿(mào)易措置を講じるならば、自國の経済発展と國民の幸福に深刻な影響が及ぶことは間違いない。
中國側(cè)は終始、平等な立場と相互尊重を踏まえた上で、中米雙方にとって唯一正しい選択となるのは協(xié)力であると判斷している。貿(mào)易戦爭で互いに脅迫し、関稅を引き上げ続けても問題を解消できない。米國側(cè)が業(yè)界內(nèi)の呼び聲に耳を傾け、間違ったやり方をやめ、平等な対話と協(xié)力により存在する問題を解消することを願う。これは両國民と世界の人々の利益に合致する。
?中國網(wǎng)日本語版(チャイナネット)? 2019年6月21日