6割が感染で「集団免疫」を形成?
數(shù)百人の専門家、英國に感染対策の方針変更を呼びかけ
現(xiàn)地時(shí)間15日、英國の感染者が1372人に、死者が35人にのぼった。感染が急速に拡大するなか、英政府が打ち出した「集団免疫」という方針が物議を醸した。
集団免疫の中心的な概念は、醫(yī)療干渉を行わず人々が自ら抗體を生むのを待つことだ。英政府の首席科學(xué)顧問を務(wù)めるパトリック?バランス氏によると、英國人の約6割が新型コロナウイルスに感染し、社會が感染癥に対して集団免疫をつける可能性があるという。
しかし英國の各分野の専門家は、この理論を支える証拠の有無について異なる観點(diǎn)を示している。
BBCの15日の報(bào)道によると、數(shù)學(xué)及び遺伝學(xué)などの分野の400人以上の専門家は英政府に宛てた公開書簡の中で、政府の現(xiàn)在の手法は英國の衛(wèi)生システムに余計(jì)な圧力をもたらし、人々が「不要な命のリスク」を冒すことになると稱した。
500人以上の科學(xué)者による別の連名公開書簡は當(dāng)局に対して、感染蔓延を抑制するさらに厳しい措置を講じるよう促した。「徹底的な行為の変化」はより良い効果を生み、かつ「非常に多くの命を救う」可能性があるという。「中國と韓國の経験は十分に期待できる。少なくともこの可能性に賭けてみるべきだ」
この書簡の署名は現(xiàn)地時(shí)間15日夜も増え続けている。
しかし英保健省の報(bào)道官は、パトリック氏の発言が曲解されていると述べた。「集団免疫は當(dāng)局の行動計(jì)畫の一部ではなく、感染癥の自然の副産物だ。我々の目的は人命救助、最も脆弱な人の保護(hù)で、國民の保健サービスの圧力を和らげる」
英メディアによると、英政府は今後5?20日內(nèi)に「戦時(shí)中」の総動員計(jì)畫を?qū)g施する可能性がある。新しい措置には、高齢者及び高リスク群の4カ月にも及ぶ自主隔離が含まれる。
各國で買い占め、イタリア人は歌聲で対抗
各國が感染対策を発表すると、多くの市民が買い占めを行い、生活用品を蓄えている。
オランダのスーパーで最も購入されている商品は、トイレットペーパーなどの衛(wèi)生用品と保存しやすい食料品だ。米國の一部地域では、トイレットペーパー、パスタ、缶詰などの商品も陳列と同時(shí)に売り切れになっている。
多くのスーパーが1人當(dāng)たりの購入量の制限を余儀なくされている。英國やオランダなどの國は國民に対して、買い占めを避け、共に苦しい時(shí)期を乗り越え、他者にも生活必需品を殘すよう呼びかけている。
感染対策の狀況が最も深刻なイタリアで在宅隔離を行う人々は、苦しい生活の中にも喜びを見いだしている。人々は同じ時(shí)間に窓を開け歌をうたい、手元の道具を使い音響を添え自撮りした動畫をSNSに投稿している。互いに勵(lì)まし、緊張を和らげている。
國歌、オペラ、ピアノ、トランペット、バイオリン、さらには食器やフライパンを叩く音――隔離中のイタリア市民は音楽と歌聲で勵(lì)まし合い、緊張を和らげている。
イタリア市民は14日晝、窓の外に體を出すかベランダに立つかして、新型肺炎の患者の治療?看護(hù)に勤しむ醫(yī)療従事者に聲援を送った。
あるイタリア人は「我々は乗り切ることができる」と叫んだ。
「中國網(wǎng)日本語版(チャイナネット)」2020年3月17日