今年の大學(xué)入試を控え、多くの地方の生態(tài)環(huán)境部門は受験生のため、夜間工事の禁止令を出した。そのうち、北京市などはさらにクレームを受け付ける電話番號(hào)を公開している。

　近頃、騒音問題がますます目立っており、クレーム數(shù)は大気汚染をも超えている。生態(tài)環(huán)境部が発表した5月の全國「12369環(huán)境保護(hù)関連クレーム管理プラットフォーム」のデータによると、5月は騒音に対するクレームが最も多く、問題が最も目立っている。

　騒音問題がなぜここまで深刻になったのか。騒音汚染予防対策法が長年改正されていないという點(diǎn)も原因だと考えられている。

　生態(tài)環(huán)境部法規(guī)?基準(zhǔn)司の別濤司長は、騒音汚染予防対策法が打ち出されてからすでに24年が経ったが、一度も改正されたことがなく、関連の行政法規(guī)や規(guī)定もないと話し、「しかるべき役割を果たしていないと言える」と指摘した。別濤司長はさらに次のように述べた。

　騒音汚染予防対策法（改正案）はすでに13期全國人民代表大會(huì)常務(wù)委員會(huì)の立法計(jì)畫に組み入れられ、全國人民代表大會(huì)環(huán)境と資源保護(hù)委員會(huì)が改正を擔(dān)當(dāng)している。2018年12月、同委員會(huì)は生態(tài)環(huán)境部に草案提案の作成を依頼した。生態(tài)環(huán)境部は真剣に調(diào)査研究し、広く意見を募集したうえで提案を練り上げていく。

　この法律の改正は、新時(shí)代の生態(tài)環(huán)境管理の新たな需要に合わせ、問題解決を方向とし、重點(diǎn)を摑み、積極的かつ穏便に進(jìn)めていく。そのうち、発生源の管理を際立たせ、環(huán)境騒音汚染予防対策における計(jì)畫の重要な役割を果たさせる。工業(yè)生産?建築現(xiàn)場?交通運(yùn)輸?社會(huì)生活などの騒音発生源の管理を強(qiáng)化していく。部門の管理責(zé)任のはっきりとした區(qū)分がなく、発生源の管理が行き屆かない、罰則が明確でないなどの重點(diǎn)問題に焦點(diǎn)を當(dāng)て、関連制度の研究?論証を強(qiáng)化し、制度の実行可能性や効果を確保する。

　今回の法改正により管理能力を向上させ、政府の監(jiān)督?管理責(zé)任を強(qiáng)化し、各部門の監(jiān)督?管理責(zé)任をはっきりさせ、騒音発生源の関係者に対策の主體責(zé)任を負(fù)わせ、社會(huì)共同対策を強(qiáng)化する。內(nèi)外の関連法律?法規(guī)及び実踐における成功した管理経験を參考にし、共通認(rèn)識(shí)の達(dá)成を促し、対策の効果を改善していく。

　「中國網(wǎng)日本語版（チャイナネット）」2020年7月6日