國防部(國防省)の任國強報道官は27日、米國による臺灣地區への武器売卻について記者の質問に答えた際、直ちに臺灣地區への武器売卻計畫を撤回し、臺灣地區との軍事的結びつき及び臺灣地區への武器売卻を止めるよう米側に強く促した。
【記者】報道によると、米國務省は「ハープーン」ミサイルシステム及び関連設備(総額23億7000萬ドル)の臺灣地區への売卻を承認した。數日前に、米行政當局は3種類の武器(総額18億ドル以上)の臺灣地區への売卻計畫を承認したばかりだ。これについてコメントは。
【任報道官】このほど米政府は臺灣地區への武器売卻を再び承認した。これは「一つの中國」原則及び中米間の3つの共同コミュニケへの重大な違反、中國に対する重大な內政干渉であり、中國の主権及び安全保障上の利益を深刻に損ない、中米両國?両軍関係及び臺灣海峽の平和?安定を深刻に破壊するものだ。中國側はこれに斷固として反対であり、すでに米側に厳正な申し入れを行った。
臺灣問題は中國の主権及び領土的一體性、核心的利益に関わるものであり、いかなる外國の干渉も斷じて許さない。中國側は米側に対して、中米両國?両軍関係及び臺灣海峽の平和?安定に深刻な結果をもたらさぬよう、直ちに臺灣地區への武器売卻計畫を撤回し、臺灣地區との軍事的結びつき及び臺灣地區への武器売卻を止め、臺灣関連の問題を慎重に取り扱うよう強く促す。中國人民解放軍には、いかなる形の外部勢力の干渉及び「臺灣獨立」分裂の企みも打ち砕く斷固たる意志及び十分な自信と能力があり、必要なあらゆる措置を講じて國家の主権及び領土的一體性を斷固として守り、國家統一のプロセスを推し進め続けていく。(編集NA)
「人民網日本語版」2020年10月29日