科學技術部は2日に発表した「國家ハイテク區グリーン発展特別行動実施プラン」(以下「プラン」)の中で、2025年までに一部ハイテク區で炭素排出のピークアウトを実現するとした。全國、さらには世界的な影響力を持つグリーン発展模範団地、一連のグリーン技術トップ企業を育成するとした。
中央及び地方は今年、グリーン発展ロードマップを集中的に手配?策定しているが、これはその一つの縮図だ。「経済參考報」の調べによると、先ほど次々と開催された地方両會において、「炭素排出ピークアウト」という表現が頻繁に使用された。各地は日程表、任務計畫を明確にしており、クリーンエネルギーなどの産業クラスタを作り、高品質発展グリーン成長源を育成する。數十兆元の市場の見通しが立つなか、新たな投資ブームが始まっている。企業は事業展開に力を入れている。
中央?地方の炭素排出ピークアウトのロードマップが浮上
今年は第14次五カ年計畫(2021?25年)の初年度だ。中央経済活動會議は「炭素排出ピークアウト、カーボンニュートラルに取り組む」を重點任務の一つに列挙した。これを受け各部門が関連ロードマップの策定に取り組んでいる。
2021年全國生態環境保護活動會議(以下「同會議」)から1日に発表された情報によると、生態環境部は今年、30年までのCO2排出ピークアウト行動プランの策定に取り組む。國家自主貢獻プロジェクトバンクの構築を急ぎ、國家自主貢獻重點プロジェクトの建設をサポートする。低炭素省?直轄市の試行を掘り下げ、炭素ゼロエミッション模範プロジェクト及びカーボンニュートラル模範區の建設を推進し、気候投融資地方試行を開始する。「國家気候変動適応戦略2035」を検討?作成する。
國家発展改革委員會は、関連政策措置の検討と発表に取り組み、経済のグリーン?低炭素モデル転換及び持続可能な発展を積極的に推進すると表明した。工業?情報化部は工業低炭素行動及びグリーン製造プロジェクトを実施し、かつ鉄鋼やコンクリートなどの重點業界の炭素排出ピークアウト行動プランとロードマップを策定する。