多くの人が西蔵(チベット)で最も美しいのは冬だと言っている。拉薩(ラサ)は世界でも有名な「日光城」(陽光の城)で、最も寒い時期でも日中の気溫は10~15度だ。拉薩への旅行は冬がよい。 冬の西蔵には見どころが多い。特に「香巴拉(シャンバラ)の中心」と呼ばれる林芝(ニンティ)地區(qū)は雅魯藏布(ヤルツァンポ)大渓谷や世界第15位の高峰である南迦巴瓦(ナムチャバルワ)峰、中國で最も美しい氷河の一つである米堆氷河や波崗郷のトウヒ林、藏布巴東瀑布など多くの見どころがある。
珠穆朗瑪(チョモランマ)の登山キャンプで最も興味深いのは、珠穆朗瑪の上空に漂う旗雲(yún)と呼ばれる獨特の雲(yún)だろう。毎年冬の晴天時に、珠穆朗瑪は吹流しのような白い雲(yún)を戴き、珠穆朗瑪の旗雲(yún)と呼ばれる。雲(yún)の位置と高さから頂上の風力を推測することができるため、旗雲(yún)は「世界最高の風向計」と呼ばれる。このため珠穆朗瑪山麓で頂上の旗雲(yún)を見ながら、冬の暖かい陽光を感じることが世界で「最高」の味わいで、旗雲(yún)は人々に最高、最も美しい祝福をもたらすと言われている。(編集YH)
「人民網(wǎng)日本語版」2008年12月30日
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