今、計畫しているのは、まだ発表はしていませんが、中國の田舎、例えば寧夏回族自治區など、かなり田舎のほうで、勉強がよくできて本當に勉強したいと思っているにもかかわらず、家が貧しくて大學に進學できないというような高校生を中心に、奨學金を出すという事業を今考えています。今、まだ具體的な案を作っているところですが、大體年間予算的には70萬元ぐらいの規模で今お話したような高校生や、場合によっては高校に行けない中學生だとか、小學校を作るとか、こういったことで特に地方?田舎の貧しい人たちのためになれるようなことを考えています。
これは住友商事の単獨の社會貢獻事業です。それ以外に、中國日本商會は北京の日本の商會です?,F在700社の會員企業があり、昨年度は私が會長を擔當していました。そのとき、日本商會として始めたのは、中國の大學生を日本に送るという事業です。日本に派遣する「走近日企、感受日本(日本の企業に入り、日本を感じる)」という事業をスタートさせました。これは住友商事を含めた會員企業の寄付を基金としてスタートし、約2億円を集めました。すでに、去年5月と11月に、11カ所の大學から約60名の大學生を派遣し、今年も5月と11月に2度派遣する予定です。今のところ、5年間続ける予定ですが、合計で約400名の中國の大學生を日本へ派遣して、日本、日本人、日本の文化をよく肌で感じていただこうという事業です。
そして、2007年8月に中國で大変な水害があり、2008年2月には大変な雪害があしました。これも中國日本商會で義捐金を募り、合計で120萬元の寄付を行いました。これからもどんどん社會貢獻事業は拡大していきたいと思っています。