──多くの人々は胡錦濤主席の日本訪問は中日経済貿(mào)易関係にプラスとなると見ていますが、北川先生はどう思われますか?中日両國の政治面の交流は両國の経済にどんな影響を及ぼしているとお考えですか?
胡錦濤主席の訪日は日中関係で必ずいい影響があります。2006年の10月までは、非常に殘念ながら、日中の政治の関係はあまりよくありませんでした。でも、経済の関係は非常によかったのです。それで、「政冷経熱」と呼ばれたのです。でも、こんな狀況が長く続くはずはありません。政治の関係がよくて、経済の関係もいいというふうにならなくてはだめなのです。
2006年10月に安倍前首相が首相に就任したら、すぐに中國へ行かれました。日中関係の膠著した政治局面を打ち破って、日中関係が低調(diào)な狀態(tài)から正常な発展の軌道に戻りました。これは「氷を砕く旅」というふうに表現(xiàn)されました。2007年4月に溫家寶総理が日本に來られましたが、大変すばらしい訪問だったと思います。「氷を溶かす旅」と言われました。2007年12月に福田首相が中國に來られまして、「春を迎える旅」と言われました。日中関係が引き続き前進することを強力に推進しました。その上で、今回の胡錦濤主席の訪日なのです。我々は大歓迎です。現(xiàn)在のところ、6日以降、順調(diào)に日程を消化されていて、大成功の訪問になると信じています。
北川信夫氏プロフィール
1948年4月8日生まれ。
1972年3月、神戸大學(xué)経営學(xué)部卒。
1972年4月、住友商事株式會社入社。
2007年4月、中國日本商會會長に就任。
2008年4月、住友商事専務(wù)執(zhí)行役員、中國総代表に就任。
「北京週報日本語版」2008年5月30日
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