「中國版J.Dパワー(米國顧客満足度調査)」とも稱される中國自動車代理販売店満足度調査の、財務能力に関する調査結果が15日、北京で公表された。この調査研究は、中國自動車ブランド満足度調査組織委員會の指導の下、聯信天下國際調査機搆が実施したものだ。調査研究は、全國21省(市)にある自動車メーカー21社の販売代理店1253社において、主に消費者および販売代理店を対象に行い、最終的に5300件の回答があった。京華時報が伝えた。
調査研究の結果によると、販売代理店の17.3%が、自社の財務能力に対し「非常に満足している」「満足している」と答えている。うち、高級車ブランドの財務能力に対する満足度は20.7%で、明らかに中潤?高級の合資ブランドに対する16.6%よりも上回っている。21メーカーにおいて、販売代理店の財務能力満足度が比較的高かったのは順に、華晨BMW、上海GM、一汽トヨタ、一汽アウディ、上汽GM五菱であった。それに対し、満足度が比較的低かったのが、長安フォード、一汽VW、東風プジョー、奇瑞、クライスラーであった。販売の前線に立つ代理店の80%以上が「資金繰りが逼迫しており、経営不振だ」とし、43%が「資金が底をつくか、合併されるかの瀬戸際にいる」と答えている。「メーカーとの関係」に対し、販売代理店の84%が「不満だ」「非常に不満だ」としている。中國では來年、販売代理店が軒並み閉店するだろう。中國の自動車販売代理店の約40%は閉鎖あるいは合併に迫られている。
「人民網日本語版」2008年12月18日 |