■中國経済の未來は科學技術の発展に託されている
デュポンのエレン?クルマン會長兼CEO:中國政府はバイオテクノロジーを含む先進技術をどのように利用し、中國経済の將來の持続的発展を促す考えか?
溫総理:私たちは多國籍企業の対中投資を歓迎する。今回の金融危機で中國が最も打撃を受けたのは実體経済だ。だが一部の企業は困難の中で持ちこたえ、発展した。科學技術力や人材面で優位にあったのがその主たる原因だ。多國籍企業は経済危機への対処の主力であり、世界経済の回復の主力でもある。過去何度かの大きな経済危機を振り返ると、常に大きな科學技術変革を伴っている。これは科學技術革命が技術に新たなブレークスルーをもたらし、経済危機の克服を助け、経済に新たな発展をもたらすからに他ならない。
私たちは中國経済の未來を科學技術の発展、特にバイオテクノロジーを含むハイテクに託している。バイオテクノロジーや生命科學は人類の生存と密接な関係にあり、人々の生活と一時たりとも切り離せず、その発展に限界はない。多くの人口を抱える中國において、生命科學やバイオテクノロジーは極めて大きな発展性を持ち、その市場にも大きな將來性がある。世界的な先進技術を持つ企業との協力を強化したい。中國政府はみなさんに機會を創造する。みなさんも機會を逃さないようにしてほしい。