北京と上海を結ぶ高速鉄道の済南黃河大橋の接合工事が先日予定より早く行われ、これで山東區間の基礎工事は完了し、レール敷設などの技術工事に入っている。現在の工事の進捗狀況では、京滬高速鉄道の全工事が予定より1年以上早い2011年8月に竣工し、試運転を開始する見通しとなった。
済南黃河大橋工事は京滬高速鉄道の難関工事でもある。済南黃河大橋には黃河にかかる「主橋」と南北側の「引橋」が含まれ、全長5143.4メートル、吊徑間728メートル、幅31メートルで、144本の橋腳がある。上流の済徳高速道路?楊荘大橋から約3キロメートル、下流の擽口鉄道大橋から約11キロメートル離れている。
済南黃河大橋は2008年4月に著工し、北京?上海間、太原?青島間鉄道が通過する複複線鉄道橋となる。済南黃河大橋の設計速度は時速350キロメートル、初期速度は時速300キロメートル、太原?青島間鉄道の運転速度は時速200キロメートル以上となる。
「中國網日本語版(チャイナネット)」 2010年5月18日