中國稅関総署が10日発表した統計によると、中國1-5月期の輸出入総額は前年同期比44%増の1兆1千億9千萬ドルとなった。うち輸出額は5677億4千萬ドル(33.2%増)、輸入額は5323億5千萬ドル(57.5%増)、貿易黒字は353億9千萬ドル(59.9%減)。
稅関の統計によると、5月の輸出額は2439億9千ドル(48.4%増)。うち輸出額は1317億6千ドル(48.5%増)で、前月比18.1ポイント上昇した。輸入額は1122億3千ドル(48.3%増)。08年5月比では輸出入額は10.2%増で、うち輸出額は9.2%増、輸入額は11.4%増。
輸出商品のうち、機械?電気製品が急速な成長を保っており、労働集約型産業の伝統的な大口商品も成長が加速している。輸入商品では主要大口商品がいずれも程度の差こそあれ成長しており、輸入平均価格も明らかな回復が見られる。
広東省、江蘇省、上海市、北京市、山東省、福建省が省市區別輸出入総額の上位7都市。7都市の合計が全國輸出入総額の83.4%を占めている。
「人民網日本語版」2010年6月11日