24日のアジア為替市場では、円が対ドルで85円を割り込み、一時(shí)84.14円まで下がって、11日の84.72円に次いで1995年6月以來の円高になった。円はその他の主要通貨に対しても上昇し続け、ユーロに対しても一時(shí)106.15円と、2001年11月以來の高値だった。日本の野田佳彥財(cái)務(wù)大臣は24日午後、円は最近、明らかに一方向に偏った動きで、過度な変動、無秩序な動きをすると実體経済や金融安定にマイナスの影響を與えると警戒感を示している。

日本政府の為替市場介入への態(tài)度が曖昧ことから、24日の東京株式市場は軟調(diào)に推移していた。日経225指數(shù)は9000ポイントを割り、一時(shí)8983.5ポイントをつけ、15カ月ぶりに最安値を更新した。

日本の株式市場と円の負(fù)の相関関係は、このところとても際立っており、不幸にも日本の株式市場の低迷と円高の進(jìn)行という負(fù)の相関関係は、日本の景気回復(fù)の不確定要因になっているようだ。

データによると、24日現(xiàn)在、日経225指數(shù)の今年の下げ幅は約15%で、今年の最高値の11408ポイントから約21%下落した。アナリストは、日本の株式市場はすでに弱気市場に入ったと考えており、またブルームバーグの関連加重通貨指數(shù)では、円は今年に入って15%上昇し、先進(jìn)國の中で通貨上昇幅が最も大きい國である。

日経225指數(shù)の現(xiàn)在の水準(zhǔn)は、日本経済の現(xiàn)狀、つまり日本経済が危機(jī)狀態(tài)にあることを反映している。

「中國網(wǎng)日本語版（チャイナネット）」　2010年8月25日