▽中國のサポート
中國やインドなどの新興國も形を変えて米國自動車産業の復興に積極的な作用を及ぼしている。郎総経理は「米國現地の自動車市場で直接購入するわけではないが、中國などの新興國は米國大手3メーカーの財務狀況に確かに大きく貢獻している。こうした作用は今後數年にわたり継続的に現れるとみられる」と話す。
実際、GMは4日発表した公告の中で「弊社は2010年に中國での販売臺數が28.8%増加して、年間販売臺數235萬臺の記録を更新した」と指摘した。これでGMは中國での販売臺數が200萬臺を突破した初めての外資系自動車メーカーとなった。フォードの昨年1-11月の中國市場での販売臺數は52萬5100臺に達し、前年同期比39%増加と大幅に増加した。ある消息筋によると、フォードとGMはいずれも2010年のインド市場での自動車販売臺數が増加したと報告しており、原因は新車種の発売と消費者の力強いニーズによる後押しだという。
注目に値するのは、中國自動車メーカーも米國自動車メーカーの資本市場での動きに參與していることだ。昨年11月18日、上海汽車は傘下の全額出資子會社?上海汽車香港投資有限公司が1株33ドルでGM株1515萬1515株を取得し、総投資額は5億ドルに迫り、GMの全発行済み株式の0.97%を取得したことを明らかにした。
「人民網日本語版」2011年1月6日