山東半島藍色経済區の7市のプロジェクト23件をめぐり、18日に北京で戦略協力合意が調印された。投資総額は2549億4千萬元。調印を受けて、國內初の海洋経済區が始動する?!竾H金融報」が伝えた。
山東半島藍色経済區建設弁公室の費雲良主任の説明によると、今回調印されたプロジェクトは、農業科學技術、新エネルギー利用、國際物流、観光?文化などさまざまな分野にわたる。また山東省政府と中國工商銀行を含む12銀行の本店および保険會社6社が、同経済區の発展を支援するための戦略協力合意に調印した。
今年1月4日、國務院は「山東半島藍色経済區発展計畫」を正式に承認。これにより同計畫は第12次五カ年計畫(2011-15年、十二五)スタートの年に初めて承認された國家発展戦略となり、中國が海洋経済を発展させ、地域経済の全體的局面を改善する上での重要な構成要素となった。
北京ではこのたびプロジェクト推奨會が行われ、同経済區の企業誘致および外資導入の試みの第一歩となった。引き続き香港地區、臺灣地區、歐米各國、日本、韓國などの先進國?地域でも一連の企業誘致?推奨活動が行われる予定で、同経済區と世界企業上位500社との協力や中央の大企業との協力を強化するとともに、多國籍企業の地域本部や研究開発センターといった特定の機能を備えた機関を呼び込みたい考えだ。
「人民網日本語版」2011年2月21日