國家質量監督検験検疫総局(質検総局)は25日、緊急の公告を出し、日本産の食用農産品の一部を即日輸入禁止にすると発表した。「北京日報」が伝えた。
輸入する食用農産品の安全性を確保するために、質検総局は公告の中で、日本の福島県、栃木県、群馬県、茨城県、千葉県産の乳製品、野菜と野菜加工製品、果物、水生動物、水産品を即日輸入禁止にするとの要求を明確にうち出した。この5県で生産されたその他の食用農産品については、各地方の品質検査機関に放射性物質の濃度検査を強化して、汚染された食用農産品の輸入を防止するよう求めた。また品質検査機関に対し、日本のその他の地域で生産され輸入された食用農産品に対する放射性物質の濃度モニタリングとリスク分析を強化して、日本から輸入されたすべての食用農産品の品質の安全性を確保するよう求めた。