臺灣「行政院衛生署」食品薬物管理局は25日、日本の福島第一原子力発電所の事故による放射性物質の漏洩により、福島県などで生産された牛乳、乳製品、野菜、果物の放射線量が基準値を上回ったため、これらの地域で生産?製造されたすべての食品の輸入手続きを暫定的に停止すると発表した。
同局は今後、日本政府がある地域の食品から基準を上回る放射線が検出されたと発表した場合や、臺灣の関連部門による検査で日本のある地域の食品が不合格になった場合には、當該地域で生産?製造されたすべての食品について、輸入手続きを一時停止するという。
同局によると、放射能に汚染された上記5県のほか、日本の他の地域から輸入された食品に対しても、引き続き現行の管理抑制措置を適用し、生鮮?冷蔵の野菜と果物、冷凍の野菜と果物、生鮮?冷蔵の水産品、冷凍の水産品、乳製品、乳幼児用食品、ミネラルウォーターまたは飲料水、海藻の8種類の製品について、貨物ごとに放射線量の検査を行う方針だという。
「人民網日本語版」2011年3月28日