（１）投資額＞導(dǎo)入額？

商務(wù)部國際貿(mào)易経済協(xié)力研究院の梅新育研究員はこのほど、中國の対外直接投資に関する次のような論考を発表した。「中國経済週刊」が伝えた。

1990年代以降、中國企業(yè)による対外直接投資（FDI）が突如として行われるようになったことが、各方面の注目を集めている。97-98年に発生した東アジア金融危機(jī)の後、中國政府は海外進(jìn)出戦略を提起し、FDIの発展をよりどころとして、特に域外での加工貿(mào)易をよりどころとして、中國の輸出を牽引するという構(gòu)想をうち出した。

90年から現(xiàn)在に至るまで、93年を除けば、中國の貿(mào)易収支は常に黒字だ。しかも黒字の規(guī)模が拡大しており、中國を百年以上にわたって苦しめてきた外貨不足や國際収支の赤字圧力が徐々に解消されている。またFDIは中國企業(yè)の発展に向けて、ますます良好な環(huán)境を作り出している。

マクロ的な側(cè)面をみると、190年代以降、中國の國際収支バランスシートのFDI流出額は10億ドル足らずから、今や毎年20億ドル以上へと増加した。05年には118億7100萬ドルに達(dá)して、初めて100億ドルの大臺を突破した。09年には世界のFDI流動量が43％減少したが、中國は565億3千萬ドルに達(dá)して過去最高を更新し、前年比1.1％増加した。うち非金融分野のFDIは478億ドルで、同14.2％増加した。

政府のまとめた統(tǒng)計によると、09年末現(xiàn)在、中國國內(nèi)の機(jī)関投資家1萬2千機(jī)関が世界の177カ國?地域に設(shè)立した域外企業(yè)は1萬3千社、FDI殘高は2457億5千萬ドルに上り、域外企業(yè)の資産総額は1兆ドルを超えた。また域外企業(yè)の従業(yè)員數(shù)は97萬人に上り、うち外國籍従業(yè)員は43萬8千人に達(dá)した。

國際連合貿(mào)易開発會議（UNCTAD）の「世界投資報告書」2010年版のデータと対比して計算すると、09年に世界のFDI流動量（1兆1千億ドル）に占める中國の割合は5.1％、年末時點(diǎn)のFDI殘高（18兆9800億ドル）に占める中國の割合は1.3％に上った。流動量は米國（2480億1千萬ドル）、フランス（1471億6千萬ドル）、日本（747億ドル）、ドイツ（627億1千萬ドル）に続く世界5位で、発展途上國?地域の中では首位に立った。

10年も引き続き、中國のFDIは高水準(zhǔn)を保った。商務(wù)部対外投資?経済合作司がまとめた統(tǒng)計によると、10年には中國國內(nèi)の機(jī)関投資家が世界129カ國?地域の域外企業(yè)3125社に直接投資を行い、金融分野を除くFDIは累計590億ドルに達(dá)して同36.3％増加した。