PwCによると、時価総額でみれば、中國の銀行業はすでに世界ランキングで上位にあり、一部の銀行はすでに新興市場に根を下ろしているという。一方、金融危機により西側の銀行の多くは不振に陥り、資産価値が急激に低下した。全體として、中國、インド、ブラジル、ロシア、メキシコ、インドネシア、トルコの新興7カ國(E7)の市場では、銀行業が金融危機によって受けた影響は相対的に小さかったという。
PwCの予測によると、20年後にはE7の國內総生産(GDP)が先進7カ國(G7)の水準に追いつき、40年後には大幅に上回るようになるという。また2050年には世界の銀行業の資産が今より3倍増加して、約300兆ドルに達することが予想されるという。
「人民網日本語版」2011年6月7日