上海で売られている豚肉は、どの養(yǎng)殖場(chǎng)で育ち、どのと畜場(chǎng)で処理され、どの卸売市場(chǎng)を経由し、どの小売業(yè)者が扱ったものか、正確な情報(bào)をたどることができる。このように上海市では豚肉に関して、生産物の履歴を追跡できる「トレーサビリティシステム」が確立している。商務(wù)部の関係者によると、今後、上海の成功を踏まえて、全國20都市で肉類や野菜類を?qū)澫螭撕啷去飑`サビリティシステムを試行する予定という。國際在線が伝えた。

上海では、スーパーや標(biāo)準(zhǔn)化された食料市場(chǎng)の豚肉売り場(chǎng)のすべてに表示があり、「追遡コード」と呼ばれる番號(hào)が記されている。このコードは豚肉が上海の大規(guī)模農(nóng)産品卸売市場(chǎng)に屆いた時(shí)に作成される。抜き打ち検査で品質(zhì)に問題がないことが確認(rèn)された後、各個(gè)體ごとに、卸売業(yè)者は養(yǎng)殖場(chǎng)とと畜場(chǎng)の情報(bào)を、小売業(yè)者は販売地點(diǎn)の情報(bào)をそれぞれ提出することになっている。豚肉が食料市場(chǎng)に屆くと、各売り場(chǎng)の電子はかり機(jī)にコード情報(bào)が打ち込まれ、豚肉を購入するとレシートにコードが印字されるので、消費(fèi)者はコードを頼りにインターネットで関連情報(bào)をチェックすることができる。

商務(wù)部は現(xiàn)在、重慶市、青島市、昆明市など20都市で肉類?野菜類のトレーサビリティシステム建設(shè)を進(jìn)めている。今後は農(nóng)業(yè)部と協(xié)力して、肉類?野菜類の製造元情報(bào)バンクを充実させ、流通システムの建設(shè)をよりよく進(jìn)めるとしている。

「人民網(wǎng)日本語版」2011年6月24日