広東省と全國の有名民間企業の協力により、共同でのモデル転換とグレードアップを促進することを目指す會合が26日に開催された。それによると、広東省にはこれまでのところ中小企業の「倒産ラッシュ」は出現していない。今年第1四半期(1-3月)には民間の経済機関の數が前年同期比3.5%増加し、民間企業の増加率は14%を超えた。1-5月には省內の民間企業の生産額が2けた増加を遂げ、省內の全企業の平均水準を11ポイント上回った。
同省中小企業局の張文獻局長によると、原材料や労働力コストの上昇、資金調達が一層難しくなっていることなどの影響を受けて、現在、一部の中小企業には生産や経営が困難な狀況が確かに存在し、一部の地方では企業があえて注文を受けないという現象も起きている。だが広東省には民間企業の倒産ラッシュは出現していない。その重要な原因は、広東省は2008年の金融危機発生時に、多くの中小企業の産業構造調整を積極的に支援して、モデル転換とグレードアップをはかる戦略を実施したことにある。
「人民網日本語版」2011年6月27日