最も積極的なのはスペインだ。1300億米ドルをかけて高速鉄道を建設し、フランスから歐州首位の座を奪おうとしている。スペインの計畫では2020年までに拡張工事が完工すると、90%のスペイン人が最寄り駅から50km圏內に居住できることになり、列車運行速度は351kmとなるという。しかし、2000年に盛り上がったスペインの鉄道建設ブームは、この國が陥っている債務危機の重要な原因の一つと目されている。
鉄道網が最も発達しているドイツは、基本的にすべての大都市へ高速鉄道をつかって5時間以內にいけるという。
トルコ:歐州アジア高速鉄道建設への望み
トルコは、2009年、始めての高速鉄道を建設した。最高速度250kmで、イスタンブールからアンゴラまでたった3時間で行ける。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2011年6月30日