さらに大型民間機の開発の面でも大きな進展が見られ、航空エンジンの自主的開発にも力を入れている。
最近、日本の朝日新聞に日本で中國をはるかにしのぐスーパーコンピューターが開発されたことが伝えられたが、中國もこの面で人材を多く抱えているので、さらなる前進があるに違いない。こうしたハイテク分野はどうしても自主的開発が不可欠で、死活を制するこうした技術の開発は他國が提供してくれることを夢見ることは許されない。
國民の生活に密著した農業の分野でも、北京などに野菜を出荷している山東省も、新品種の自主的開発に力を入れている。食糧の安全を確保するための措置も一歩一歩と取られつつある。
今年、中國共産黨は成立九十周年を迎え、胡錦濤総書記の重要演説にもあるように、成立百周年の頃には「小康生活」のレベルをさらに高めることが明示されている。
科學的発展観の実施により中國は一歩一歩と変貌をとげつつある。日常生活の面でも、人間本位の社會サービスがだんだんとくり広げられつつある。