國家発展改革委員會価格司の周望軍副司長が22日、取材に応える中で述べたところによると、現(xiàn)在の物価情勢から分析すると、下半期の物価情勢は上半期よりも楽観的なものになると判斷される。価格変動周期に基づいて判斷すると、このたびの物価上昇は曲がり角に近づいているという。「人民日報」海外版が伝えた。

　周副司長は次のように述べた。

　今年1月から6月にかけて物価は上昇を続けた。消費者物価指數(shù)（CPI）は年初の4.9％から6月は6.4％に上昇し、価格は高水準(zhǔn)で推移したといえる。現(xiàn)在の狀況から考えて、われわれは下半期の全體的な情勢に対してやや楽観的な見方をしている。

　國際市場をみると、現(xiàn)在、國際市場における大口商品の価格が4月に比べて大幅に低下している。この影響が行き渡った後、9月以降は中國に対する輸入性インフレの影響が緩和されるとみられる。また國內(nèi)の通貨調(diào)整が積極的な作用を発揮し、流動性の減少が物価安定にとって基礎(chǔ)的な作用を及ぼしている。広義マネーサプライ（M2）の増加率は5月15.1％、6月は15.9％に低下し、年初に確定した目標(biāo)値まで低下した。

　國內(nèi)の重要商品の供給にゆとりがあることが、物価安定を保障する重要な要因となっている。夏季収穫の穀物は豊作で、生産量は前年同期比2.5％増加した。肉類、家禽類、卵、野菜、主要工業(yè)消費財の供給にもゆとりがある。