北京市不動産管理ネットのデータによると、8月の北京の中古住宅ネット取引の成約件數(shù)が8158件、新築分譲住宅の成約件數(shù)が5506件、合計成約件數(shù)は13664件で、前月比で22.9%、前年同月比で29.6%低下した。北京中原不動産市場研究部の擔當者は、これで8月の北京不動産市場の住宅成約件數(shù)が2009年以來の最低を更新したと指摘する。

業(yè)界筋は、北京不動産市場の「金九銀十（一年で最も盛り上がる2カ月）」前の成約件數(shù)の際立った減少は、今後の新規(guī)売り出し物件の価格付けに一定の影響を與えることは確実になるとしている。値下げ販売で売上高を稼ぐ傾向が強まるなか、中國不動産市場の曲がり角が予想より早く到來する可能性が高まっている。

「中國網日本語版（チャイナネット）」　2011年9月2日

の取引件數(shù)の急減に伴い、郊外物件の値下げを皮切りに、中古住宅の価格は大きく下がっている。北京の通州、大興、房山、順義區(qū)などの中古住宅価格は下げ幅が10%～20%となり、この値下げラッシュは北京市中心部にも波及し始めているという。

「中國網日本語版（チャイナネット）」　2011年9月2日