京滬(北京-上海間)高速鉄道の新しい運行図に基づく運行體制が、12日午前0時にスタートした。列車の本數は往復92本、うち最高時速300キロメートルの列車は往復39本から往復65本に増え、250キロメートルの列車は往復25本から往復27本に増える。新運行體制を舊運行體制と比べると、最大輸送力が約40%増加する見込みだ。
鉄道部の説明によると、同鉄道への車両「CRH380BL」の再導入に合わせて、運行図をよりよいものに調整したのだという。
今回の調整は、同鉄道の市場ニーズが引き続き旺盛であること、高速鉄道の設備容量が増大したことが背景としてある。品質に問題があるとして回収された中國北車集団製造の次世代高速列車CRH380BLは、改良?整備作業を経て、11月16日から相次いで各路線に再投入されている。
調整後の同鉄道はこれまでと同じく、ピーク期、週末、平日に分けて運行が行われる。ピーク期間とは春節(舊正月)のラッシュ、夏休み期間のラッシュ、大型連休のラッシュ、小型連休のラッシュの時期を指し、往復92本が運行する。週末とは金曜日から日曜日までで、往復85本が運行し、平日とは月曜日から木曜日までで、往復78本が運行する。
今年8月に北車集団による列車の回収があったため、同鉄道の一日當たりの本數は往復88本から往復66本に減っていた。
「人民網日本語版」2011年12月13日