資源確保に注力
「中國経済の急速な発展にともない、非鉄金屬の消費需要が急速に増え、原材料の対外依存度も上昇している」工業(yè)情報化省の関係者によると、2010年時點で、銅、アルミ、ニッケルの自給率はそれぞれ23%、54%、14%と、低水準(zhǔn)となっている。
そのため、計畫は資源の確保を五カ年計畫の主要任務(wù)の一つに據(jù)えた。計畫では、資源拠點の建設(shè)加速や海外における採掘の優(yōu)先が強調(diào)された。それによると、銅、アルミ、亜鉛、鉛、ニッケル、チタンなど原材料の海外供給拠點の建設(shè)加速を重點に置くとしたほか、海外における資源採掘を積極的に進めるとともに、資源の豊富な國?地域において國際的競爭力のある中核企業(yè)と協(xié)力し、資源保有國と利益を共有できるような対外資源開発メカニズムを構(gòu)築した上で、資源開発プロジェクトを推進し、海外における鉱産物資源拠點を建設(shè)するとした。また、國內(nèi)でも、新たな採掘地域の調(diào)査や探査、採掘範(fàn)囲の拡大や採掘壽命の延長を図るなどして、資源の貯蔵量増加と利用率向上に努めるとした。
そのほか、計畫は、非鉄金屬業(yè)界における技術(shù)革新の必要性についても言及。技術(shù)革新や技術(shù)改良などに取り組むべきだとした。計畫は、第12次5カ年計畫期間中に、大?中企業(yè)の技術(shù)革新體制を整備し、研究開発費用が営業(yè)収入に占める割合を1.5%以上にすると明記、エコや省エネ、CO2排出削減、資源の総合利用など広く応用できる技術(shù)の開発を強化するとした。