?7月9日、中國國家統計局は6月のCPIデータを発表した。6月のCPI指數は2.2%であり、28ヶ月以來の下げ幅を更新した。
中信証券會社発表のレポートでは、中國経済の成長率は當面、ポテンシャルより低いレベルにあり、世界の大口取引商品の価格が下落していることで輸入インフレのプレッシャーが軽減され、國內の食品価格は回復しつつあるものの、公共財の値上げの影響はまだ小さい。これらの要素が共通してインフレ抑制傾向を促進している。
今後の物価傾向について、交通銀行金融研究センターマクロ経済エグゼクティブアナリストの唐建偉氏は、安定した経済成長目的で実施された刺激的な投資、消費拡大などの措置は、內需を拡大するとともに物価へも影響を與えると見ている。だがこれらの要素は今年通年で物価全體の抑制傾向に影響を與えることはなく、CPIを年內に4%以內に抑えるという目標は実現可能であると予測している。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2012年7月9日